おひとりさまの愉しみ+日々の呟き

アラフィフおひとりさまのささやかな楽しみ、日々感じた事などを綴っていきます

伝統芸能「華の舞」

もうすぐ今年も終わるのに、今年初となる生舞台です。
そして哀しいかな、これが最初で最後です。

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実は夏頃まで、今年の舞台生鑑賞はほぼ諦めていたのです。
東京や県外まで観に行くにはまだ躊躇われるし、かと言って石川や北陸にはなかなか舞台公演の予定が決まらないし。

そんな時、本来3月に開催予定だったこの公演が、10月に延期されると聞き、しかも「連獅子」を親子で踊るようなので、観に行こうとチケットを申し込みました。

席は何と、最前列(正式には前から2番目ですが、最前列には人を入れてなかったので)の、センターからやや右寄り。
こんないい席で歌舞伎観るの初めてかも。
お陰で役者さんたちの細かい表情や、毛振りの時に舞うホコリまで見えました(笑)

まずは、お弟子さんたちの「吉原雀」。
中村屋の公演で、お弟子さんたちの演目を見ているので、それと同じように、温かな目で拝見しました。
市川右左次さん、なかなかお顔立ちが整っていて、素敵でした。
あと、後見の男の子、どこかで見たことあるなと思っていたら、市川福太郎くんでした(海老蔵さんの部屋子)。
わぁ、大きくなったなぁ。しかもなかなかイケメンに成長しています。
思いがけず目の保養になりました(笑)

次の「二人碗久」。
申し訳ないのですが、ほぼ睡魔に襲われていました。
初め、市川九團次さんが一人で踊ってたのですが、もう眠くて眠くて💤その後、相手役の大谷廣松くんが出た後も、睡魔との闘い。
なので、ほとんど覚えていません(ごめんなさい)。舞踊はこれがあるんですよね。照明が少し暗めだったし、また鳴物の音色が子守歌のように心地良く響くのですよ😅
それでも、廣松くんが時折見せる色っぽい表情が美しかったなぁと言うのは、何となく覚えています。海老蔵さんの元で公演を重ねて成長しているな、と思いました。女方、立役どちらもOKですしね。

そして、いよいよ「連獅子」。
これは映像で何度も見ています。
最近では、勘九郎七之助中村屋兄弟の、浅草寺での配信公演で拝見したばかり。なので知識はバッチリです。

前半は狂言師として、後半は獅子として、息の合った踊りを披露してくれた右團次親子。
右團次さんは凛々しく、右近くんは愛らしく一生懸命に演じていました。
右團次さんの、本当に息子を思う気持ちが表情に現れていて、グッと来ました。
右近くんは、パパの動きに負けじと、小さな体で必死に食らいついていました。僅か10歳で凄いなぁ😆

毛振りは、そんなに乱れることはなく、綺麗に揃っていました。
途中右近くんがちょっと疲れたかも…と思う場面もありましたが、何とか堪えて最後までやり切りました。
毛振りは大人でも大変だと思うのに、あそこまで出来るなんてオバちゃん感動したよ(マジで泣きそうになった😭)。多分かなり稽古したんだろうなと思われます。
本当1ヶ月近く、1日2公演の日もあった中、最後まで本当によくやったなと思います👏
右團次さんはさすがの安定感。
毛振りって、勢いに任せてやる役者さんが多い中、勢いに任せず綺麗にされていました。多分右近くんを気遣っての事もあるでしょうが、それが返って良かった気がします。

九團次さん廣松くんの僧侶コンビが息ピッタリで面白かったです。
ここではお二人の熱演を堪能出来ました😅

そんな感じで2時間弱の公演でしたが、とにかく久々の生舞台で、しかも最前列。ここに居られる事に感謝しながら、じっくり堪能しました。
ソーシャルディスタンス様式で満席だったようで、ホッとしています。中には県外から来ている方々もいたようです。
本当に有り難いですね。

この公演は、今日が千秋楽。
皆さん本当にお疲れ様でした。
役者さんはもちろん、後見の方々、長唄、三味線、鳴物の演者の方々、皆さん本当に表情が生き生きしていました。歌舞伎はライブ、の醍醐味ですね。

これを機に、少しずつ無理ない程度に行動範囲を広くしていこうかなと思いました。
今年はもうないけど、来年はまず1月の金沢の舞台、春頃にはまず関西方面あたりから観劇を復活させたいなと思っています。徐々に広げて、最終的に来年中にお江戸で観るのが目標かな。
海老蔵さんの團十郎公演もあるかもしれないしね。あるとしたら是非「助六」観たいです。

次は、ゲキシネ「偽義経冥界歌」です。観に行くのは多分今週末の予定です。
今週は水曜に有休取ったので、少し遅めのひとり誕生日ランチをする予定です。
明日はその誕生日🎂
あーまた1つ年を取るのか😅